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【トラリピ】「0.3pips」は何円?FXスプレッドのユーロ/米ドル(EUR/USD)で「pips」を円にする計算式!

FX取引

FXを始めると「スプレッドのpips(ピップス)って何?」「pipsと銭との違いがよく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
わたしも初めは「pips(ピップス)」が何か調べても理解できませんでした?
というのも、ネットで調べても何かふわっとした、わかりにくい説明のものが多かったからです。
ちなみに、タイトルの答えは1万(10,000)通貨で30円ではありません。
43円です。この金額の理由を説明できますか?

この記事では、FXのスプレッドの金額を日本円で出す計算式や「pips」と「銭」の違いを、具体的に「EUR/USD」の計算例を交えながら、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
この記事を読めば、スプレッドについて理解が深まり、より自信を持ってFX取引を始められますよ!

【読者へのメリット】
この記事を読むことでの得られるメリットは次の3つです。
・FXのスプレッドについて、初心者にも分かりやすく解説
・具体的な計算例で理解を深めることができる
・自分に合ったFX会社を選ぶためのヒントが得られる

スプレッドとは?

まずは言葉の意味から説明です。

「スプレッド」とは、FX取引で売値と買値の差額のことです。

例えば「EUR/USD」の売値が1.1100、買値が1.1102の場合、スプレッドは0.0002となります。

このスプレッドは、FX会社が取引の仲介手数料として得る収益源の一つです。

スプレッドが大きいほど、取引コストは高くなるため、スプレッドの狭いFX会社を選ぶことが重要です。

pips(ピップス)とは?

pips(ピップス)は「percentage in point」の略で、為替レートの最小単位を表す言葉です。
通貨ペアによって「1pips」が表す金額は異なります。
「トラリピ」の場合のpips(ピップス)で説明していきます。

■「米ドル/円」や「クロス円の場合(対円通貨ペア)」: 1pips = 0.01円(1銭)【100pips=1円】です。

《対象通貨》
米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ニュージーランドドル/円、カナダドル/円、英ポンド/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円

■円が絡まない外貨同士の通貨ペアの場合(対円通貨ペア以外): 1pips = 0.0001米ドル〖※〗【100pips=0.01米ドル】

〖※〗・・・通貨ペアによって、米ドルの部分がスウェーデンクローナ、ニュージーランドドル、カナダドル、英ポンドになります。

《対象通貨》
ユーロ/米ドル、ユーロ/英ポンド、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ、豪ドル/米ドル、豪ドル/ニュージーランドドル、ニュージーランドドル/米ドル、米ドル/カナダドル、英ポンド/米ドル

ここまでは他のブログ記事でも紹介されているケースがありますが、次に具体的な計算方法を書きましたので参考にしてください。

【勘違いしやすい間違い例】

1万通貨単位(1 Lot)のFX会社のチャートツールを使い、「EUR/USD」のスプレッドが「0.3pips」のとき、「10 Lot」で、1回取引した場合、スプレッドは300円。

答えの300円は間違いです。理由は「EUR/USD」のレートには、円の情報がないからです。

【正しい考え方の例】

■スプレットの計算方法
1万通貨単位(1 Lot)のFX会社のチャートツールを使い、「EUR/USD」のスプレッドが「0.3 pips」のとき、「10 Lot」で、「USD/JPY」の現在値が「143.950」の時、1回取引した場合、スプレッドは432円
(計算式:0.3 pips X 10 Lot X 143.950 = 431.85円)

■獲得利益の計算方法
「EUR/USD」で「20 pips」獲得
決済時の「USD/JPY」の現在値は143.950
1万通貨(1 Lot)の国内業者での取引で15万通貨(15 Lot)でポジションを決済した時の獲得金額は43,185円
(計算式:20 pips X 15 Lot X 143.950 = 43,185円)

通貨ペアが「EUR/USD(ユーロ/ドル)」の決済通貨が米ドルなので単位は円(銭)ではありません。
円に変換するときに通貨の後ろ側のレート金額を掛けるのが「キモ」ですね。
このことが以外に紹介されてません。

「銭」とは?

銭は、日本の通貨の単位で「1円を100等分」したものです。
FXでは、特に米ドル/円やクロス円において、「1pipsを1銭」と呼ぶことが一般的です。

「pips」と「銭」の違いをまとめてみました。

区分pips(ピップス)
意味為替レートの最小単位日本の通貨の単位
1pipsが表す金額通貨ペアによって異なる0.01円
FXでの使用例すべての通貨ペア米ドル/円などのクロス円

スプレッドを小さくする方法は!?

スプレッドは、FX取引の収益に大きく影響します。
スプレッドが大きいと「利益が減ったり」、「損失が増えたり」します。

最後にスプレッドを小さく(少額にする)方法を書きます。

①自分に合ったFX会社を選ぶ
FX会社によって、スプレッドは異なります。
スプレッドが狭いFX会社を選ぶことで、取引コストを削減し、より有利な条件で取引を行うことができます。
ただFX会社を選ぶ際には、スプレッドの幅だけでなく、取引手数料、スワップポイント、取引ツールなども比較検討することが重要です。

➁少額に取引数を抑える
当たり前ですが注文数に比例してスプレット金額は増加しますので、自分の予算にあった取引数を心がけましょう。

まとめ

FXのスプレッドの計算方法や、「pips」と「銭」の違いについて、「EUR/USD」の計算例を交えて解説しました。
この記事が、FXのスプレッドについて理解を深める一助となれば幸いです。

【最後に】
自動売買システムとして「トラリピ」はおすすめのシステムですので、ぜひ今日から口座開設して、日々の利益を蓄積していきましょう!

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