「トラリピ」は一定の価格帯で自動売買を行うことができるシステムとして、FX初心者から上級者まで幅広い層に人気を集めています。
しかし初心者の方だと、設定方法が「本当にこれでいいのか?」「損をしてしまうのではないか?」と不安に思いますよね。
この記事では「トラリピ」を実際に運用している経験者として、設定の不安を解消し、成功に導くためのノウハウをお伝えします。
トラリピとは?
まずは「トラリピ」の概要です。
「トラリピ」は、あらかじめ設定した価格帯で一定金額ずつ注文を自動で繰り返すシステムです。
為替レートが設定した価格に達すると、自動で売買注文が執行されるため、自分はなにもしなくても24時間体制での取引が可能になります。
トラリピ設定の基礎知識
そんな「トラリピ」の設定には、以下のような項目があり、それぞれを設定していきます。
■通貨ペア(銘柄)
取引を行う通貨ペアを選択
■レンジ(注文価格帯)
注文を繰り返す価格帯を設定
■注文数量(万)
1回の注文で売買する数量を設定
■トラップ数(注文間隔)
注文と注文の間隔を設定
■利益値幅
利益確定をする際の価格幅を設定
■損切幅
損失を限定するための価格幅を設定

トラリピ設定でよくある不安
わたしもそうでしたが、特に初心者だと次のような不安があります。
・レンジ(注文価格帯)をどう設定すればいいのかわからない
・注文数量はどれくらいにすればいいのかわからない
・損切の幅をどのくらいに設定すればいいのかわからない(狭く設定しすぎると、すぐ損切されてしまう)
・利益確定の幅をどのくらいに設定すればいいのかわからない(広く設定しすぎてしまう利確されないケースが多発する)
・複数の通貨ペアで同時に運用したいが、どれを選べばいいのかわからない
これらの不安を解消するために、わたしの経験も踏まえ以下に具体的な設定方法と注意点について解説していきます。
具体的な設定方法と注意点
■レンジ(注文価格帯)の設定
レンジ(注文価格帯)は、トラリピの成否を大きく左右する重要な要素です。
・過去チャートを分析し、価格が頻繁に動いているレンジを設定しましょう。
・ニュースイベントによって、為替レートが大きく変動することがあります。
イベント期間中は、注文価格帯を調整する必要がある場合があります。
・通貨ペアの価格の変動性(ボラティリティ)によって、注文価格帯を調整しましょう。
ボラティリティが高い通貨ペアの場合は、注文間隔を狭く設定するなど柔軟な対応が必要です。
■注文数量の設定
注文数量は、資金管理の観点から慎重に設定する必要があります。
・ 全ての資金を一つの通貨ペアに集中させずに、複数の通貨ペアに分散投資することをおすすめします。
・自分のリスク許容度に合わせて、注文数量を調整しましょう。わたし的には証拠金維持率(取引に必要な証拠金に対して、どの程度資金に余裕があるかを表すもの)が500%あれば安心です!
■損切幅の設定
損切幅は、損失を限定するための重要な設定です。
・ニュースイベントなど、想定外の急変動に備えて、適切な損切幅を設定しましょう。
・損切幅を調整しながら、最悪の事態を想定した損失額のシミュレーションを行い、最適な設定を探しましょう。
一番大切なのは退場しない(資金がゼロになって売買ができなくなる)ことです!
長く取引を継続する事でそれに伴い利益も増えていきます。
投資の期間(時間)が長ければ長いほど利益は高まるデータもでていますので、退場しない資産管理をしていきましょう!
■利益値幅の設定
利益値幅は、利益確定するための重要な設定です。
・目標とする利益額に応じて、利確幅を設定しましょう。
・相場の状況によって、利確幅を調整する必要があります。
■複数の通貨ペアでの運用
複数の通貨ペアで同時に運用することで、リスク分散が可能です。
・各通貨ペアの特性を理解し、それぞれに合った設定を行いましょう。
・相関性の強い通貨ペア(例えば「豪ドル」と「NZドル」はかなり似た動きをします。これを非常に強い相関関係といいます)を選ぶことで、リスクを分散できます。実はこれが「トラリピ」の最も重要なポイントと考えています!!
■トラリピ成功のためのその他のコツ
定期的な見直し: 定期的に設定を見直し、必要に応じて調整しましょう。
・焦って設定を変更したり、損失が出たからといってすぐに諦めたりせず、感情に左右されないようにしましょう。
・ 為替相場のニュースや分析情報をこまめに入手し、相場の動きを把握しましょう。
まとめ
「トラリピ」は自動売買システムとはいえ、適切な設定を行うことが重要です。
この記事で紹介した情報を参考に、あなたに合った設定を見つけて、トラリピを成功させましょう。
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